シクロでフエ旧市街散策

シクロは大変便利でベトナムでは優雅な乗り物です。シクロの運転手はバイク、自動車をうまくさばきゆっくりと観光を楽しませてくれます。料金は1時間6万ドン、2時間で10万ドンが目安ですが時間と行く先、料金を必ず事前に確かめることが大切です。2時間のシクロ旧市街散策コースを紹介します。2時間あるとかなり細かく周遊できますが気に入った場所があったら運転手の体調、疲労も考えて写真をとったりカフェでお休みしたりすると効率的です。

 

1時間コース(モデルコース案)

フエ新市街からシクロに乗りフースワン橋から旧市街に入ります。王宮を左に見てお堀に沿い旧市街へ移動しお堀の途中、王宮の東門あたりから街中に入り旧市街の街並みを楽しみゲートを通過し外堀を走りドンバ市場、チャンテイエン橋を通過して新市街に戻ります。それでも時間は余りますので気に入った場所があったら止まって写真撮影等楽しみましょう。

 

2時間コース(モデルコース案)

新市街からチャンテイエン橋、ドンバ市場を通過、外堀通りをかなり奥まで進み旧市街に入ります。それぞれ特徴のあるカフェ、生活感のある古い民家、商店街、外堀の小さな池、細い路地、王宮の北門の前を通過し王宮を一周します。時間は十分にあるのでゆっくりと観光することをお勧めします。帰路は時間があればフースワン橋からフォーン川を右手に新市街レロイ通りを走りホーチミンの学んだクオック・ホック高校から川沿いにベングー市場を見ながら目的地に戻ります。ベングー市場ではドンバ市場と異なる光景に圧倒されます。

フエ大教会

フエでも庶民の街中に忽然と立つ。遠くから見てもフエの山並みと合うヨーロッパとベトナム合体建築といわれる教会。ベトナム戦争が始まる前、ベトナム共和国(フランス派)が北ベトナムの政府に押され気味のなか1959年ー62年アメリカの援助で建設された教会で白い建物というよりは近寄ると青色が目立つ。

Quoc Hoc(国学) 高校
http://en.wikipedia.org/wiki/Quoc_Hoc_High_School
住所:12 LE LOI St、HUE CITY
電話:054.3823234
Eメールthptquochoc@gmail.com
生徒数:1800人程度 ローズピンクの校舎で赤い門が入口
日本語を学習している生徒数:約75名ホーチミン主席の出身校 ベトナムで3指に入る名門校

ゴイ・タントアン橋(フエの日本橋) Cau Ngoi Thanh Toan

フエ市内から車で15分。(往復約20万ドン)田園地帯の細い道を行くと村の広場に到着します。広場では多くの屋台カフェが立ち並び地元の人で賑わいます。そのそばを小さな鶏が近づいてきます。橋の規模はホイアンの橋よりも小さく地元では”日本橋”と呼んでいるそうす。ある村人が私財を投げ打って建設したと言われ何度も修復されましたがそのままの形で残っています。川を挟んだ広場には農業機械を展示する建物があり地元のお年寄りが手作業で精米するのを見ることができます。フエの田舎を巡るには絶好の場所です。フエの雨期、タントアン橋へ通じる道路の両側の畑は冠水しまるで湖の橋を渡る景色は圧巻です。この地区には名物の占い師(Ms Dieuピンクの服の老女)がいるとの評判です。日本でもNHKドラマ”坂の上の雲”で屋根のある橋が紹介されました。愛媛県内子町の田丸橋だそうです。

タントアン橋での観光ポイント

1タントアン橋(フエの日本橋)

2名物予言者Dieuさんの予言(最近Dieuさんは亡くなられたそうです。2016年)

3市場

4農機具博物館とおばさんのパフォーマンスと歌(個人で単独で観光する場合には

 チップを要求されます。10万ドン程度)

5カンフ(中国拳法)ノン笠作り 舟下り 

 

この橋はNHKドラマ”坂の上の雲”の撮影で使用された愛媛県内子町にある田丸橋です。病弱な正岡子規を江戸から見舞いのため故郷に戻る秋山真介と出会っていた場所です。アメリカ映画”マデイソン郡の橋”以来屋根付き橋は日本人にとっては何か特殊な思いがあるようです。

ホーチミン博物館  

レロイ通りLa Residence Hotelの近くにある大きな建物。ホーチミン主席の生活および革命活動に関する多くの展示品(写真多数)および絵は主席がフエで暮らした10年間の記録となって残っており爆撃前の貴重な王宮の写真も展示されている。

 

 

 

 

王宮太和殿
王宮太和殿
フォンニャ洞窟
フォンニャ洞窟
ホイアン日本橋
ホイアン日本橋
ミーソン遺跡
ミーソン遺跡