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ベトナムの七不思議発見の旅

ベトナムの観光地には昔から言い伝えられている伝説、神話がたくさんあります。特に世界遺産が集中する中部・北部地域に集中しますがその伝説内容を知って訪れるのも一層楽しくなります。

1ハロン湾(ハノイ) 龍の親子が宝玉を吐く伝説 2012年は辰年)

 はるか昔、この地に侵略してきた外敵が人々を襲いこれに怒った龍の親子が舞い降り、侵略者に襲いかかりました。龍尾で山を二つに裂き、歩いた跡が深い谷となり逃げ出した侵略者達を龍は海まで追いかけ陸地には海水が流れ込み、谷間は海中に沈み、山の頂が島となったということです。それ以来、外敵からの侵略はなくなったということです。そしてこの地はハロン(下龍)と名付けられた。これに対し、黄色い龍の昇る街はハノイと名付けられました。黄色は高貴さを表す王朝の象徴。

2 ホアンキエム湖(ハノイ) 亀から宝剣預かり、返納したという伝説

黎朝(レチョウ)の始祖黎利(レ・ロイ)が亀から授かった宝剣で1418年永楽帝の明軍を駆逐して中国の支配から解放、その剣を亀に奉還したという場所がこの亀の塔というところだそうです。ホアンキエムは還剣という意味があり現在では伝説の亀に匹敵するほどの大亀がこの湖に住んでいると言われているそうです。湖の付近を散歩していると多くの人が湖をじっと眺めている光景をよく見ます。亀が現れたという噂を信じて観光客だけではなく地元ハノイの人もずっと眺めているのです。

2016年1月20日 - 【ハノイ共同】ベトナム・ハノイの観光名所ホアンキエム湖に生息し、伝説のカメとして 親しまれた巨大ガメが死んだことが19日、確認された。

 

3 一柱寺(ハノイ)観音菩薩の子宝伝説

この寺院建立 の由来は、李朝の第二代皇帝、李太宗(在位:1028~1054)が見た夢にあります。子宝に恵まれなかった李朝の太宗が、ハスの上で子どもを抱く観音菩薩の夢を見た後、子を授かったことに感謝して作ったと言われています。

4 ハノイの巨大な洞窟寺院 香寺(フォーン寺)金運、子宝の鍾乳石

ベトナムの仏教の聖地で知られる香寺(フォーン寺)はハノイから南へハータイ省約65kmの山にあり香寺は一つの寺院のことではなく、この先一帯の(Huong Son)に散在する16の寺院と洞窟の総称を言う。洞窟の中は神秘的で鍾乳石があり金運、子宝に恵まれるという言い伝えがあるそうだ。洞窟寺院を見るには鉄製のボートに乗って周囲の美しい景色を見ながら 1時間河を遊覧します。

5 テイエンムー寺(フエ) 天女(御婆さん)さんの予言でグエン王朝成立伝説

テイエン(天国)ムー(お婆さん)天国のおばあちゃんのお寺と言われ。天老寺には正面に宝塔(1845年建立)が高くそびえ7塔(21m)から成りはすの花の形(八角形―トゥニャン塔)をしている。おばあちゃんがグエン王朝成立を前200年前(1601年)グエン将軍に予言したと言われ。1802年グエン王朝が(初代ザーロン帝)誕生1844年3代テイエウテイ帝がそれに感謝してお寺を建てと伝えられる。

 

6 来遠橋(日本橋)大怪物ナマズ伝説 ホイアン

ホイアンに大怪物ナマズがおりそれがあばれて地震や洪水の災害を起こすと伝えられています。それを鎮める為にこの橋をつくり退治し、橋の中に廟を建てたとも言われています。なるほど橋の途中に神様がまつられているお寺があります。実際には航海の無事を願ってのも廟であったということですがいかにもベトナム伝説らしい。(ナマズではなく龍という説もある。) 猿よ犬の道祖神がある。(猿年に着工、犬年に完成)

バーレー井戸
バーレー井戸

7 バーレー井戸(ホイアン) チャンパ王朝時代の井戸にまつわる話

45 Tran Hung Dao St., Hoi An 

ホイアンの井戸で、唯一、今も使われている井戸で、ホイアンの名物料理ホワイトローズ、カオラウを作るときは、この井戸の水を使わないとあの味が出ないとのこと。チャンパ王国は海洋貿易で栄えた王国で航海には水は貴重でチャム人は真水を掘り当てるのが上手だった。今でもホイアンに住む多くの人たちはこれらの井戸水を濾過して使っているというから不思議だ。

王宮太和殿
王宮太和殿
フォンニャ洞窟
フォンニャ洞窟
ホイアン日本橋
ホイアン日本橋
ミーソン遺跡
ミーソン遺跡