ハノイ空港免税店の印象
国際線のゲートウエイーで免税店と言われる空港内で買物する機会は多いと思います。空港の免税店は外国人旅行者用で市内のお店より割高と思われます。買物の際に下記の点にご注意ください。
1 ドルとベトナムの為替レートをお店がバラバラで独自に計算していることが多く。誤魔化されやすい
です。完全なDuty Free Shopはその日の交換レートを銀行為替レートと同時に掲示していますが他
の店ではバラバラで騙されたような印象があります。例 銀行レート 1US$=20800VNDドン各店
では4$=80000VNDドン前後をドンで支払うと100000ドン要求されます。
2 品物の価格表示と実際購入する際に英語が通じないこともあり高い料金を要求されます。
例:ベトナム刺繍のバッグ 価格表示US$11.00 購入段階でUS$22.00抗議すると別の品物を
提示言葉が通じないことを利用して為替レート全く別仕立で換算し法外なお金を請求します。
このように空港の免税店で観光客に不適切な対応することに対して当局の改善を要求します。
ベトナム刺繡
ベトナム刺繡はフエ王朝で生まれました。王宮の職人が故郷の村に戻りベトナム全土に広がりました。もともとは中国文化の影響の強い中国風衣装の刺繡から始まりその後刺繡絵へとその技術が発展しました。フエではその複雑な刺繡絵の作業を見学することができます。現在ではテーブルクロス、クッション等の商品も揃えています。
ベトナム漆器
ベトナムは漆が豊富で現在ではカラフルな食器が特色ですがもともとはフエ宮殿の塗料(赤と金の柱)として使われていました。中国文化の影響で初期は赤、金を基調とした色が主流でしたが2代ミンマン帝の際に独自の文化をめざし従来の赤、金に加えて緑、青が加わり華やかの色合いが増えました。ベトナムの漆は透明度が高く色の濁りが出ないと言われています。漆を素材に卵の殻の上に漆を塗った家具や漆絵、器などが作られています。最近ホーチミンでは西洋人がデザインしたバッチャン焼きを基本としながらもデザインは西洋風な漆器を販売している。
アオザイ シルクの産地が近いのでフエではよい布地を安く購入できます。現在は普段着ではなくフォーマルな衣装
アオザイはベトナム語で”長い上着”という意味でその起源はフエにあります。もともとはフエグエン王朝の宮廷制服。徐々に現在のように体にフィットしたスタイルになりました。アオザイは基本的にはオーダーメイドです。白い布地は純潔、清廉布地選び(120X230cmの一枚布)から始まり体型に会わせた色の選択、25ケ所位の裁寸が重要なポイントで女性の肌を隠しながら魅了させる女性の体をエレガントに見せるために体の線に会うように作ることが基本です。フエの宮廷では男女とも中国風のアオザイを着用していましたが20世紀になってフランスの影響もあり女性用の民族服と変化しやがて晴着の役割と変化して行きました。お急ぎの方は1日で仕上げます。値段は生地によっていろいろです。(20$から・・・・)
ノンラー ベトナム傘
ベトナムルビー スタールビー
陶器(フックテイック)
ハノイ郊外バッチャン村のバッチャン焼きが有名ですがフエにも旧王朝時代王宮に献上された陶器があります。当時はコバルトを含む顔料で塗って焼いた大きな染付の花瓶が主流でしたがその後、陶器技術職人がいなくなり現在では村で小物の陶器を作っています。フエではこの陶器を復活させるために技術指導のために若い職人を育てフエの特産品として力を入れています。フエでは新市街のレロイ通り15番(Newspace Arts Foundation)本屋さんでフックテイックの陶器を展示販売しています。
蓮茶
蓮の雄蕊(おしべ)と茶葉を混ぜ合わせ蒸らしと乾燥を繰り返した蓮茶はベトナムのお土産として最適です。その際の茶器は素焼きがお勧めです。
ランプ
ランプはもともと外国から入ったものですが手先が器用なベトナム人はそれを運用しランプをベトナム風にアレンジしました。
お線香
ベトナムフエの伝統工芸にお線香造りがあります。郊外の帝廟近くではお土産さんが並びお線香造りの実演をしています。又、最近では工芸館、レストラン等でもお線香作りを見ることができます。形も渦巻き線香、竹ひご線香、カラフルなお線香、大きいもの、小さいもの信心深いベトナム人の気持ちを表します。お線香造りが盛んな理由にフエとラオス国境近くで取れる香木(沈香)が良い香りを出すと言われています。
その中でも特に良い香りを出すと言われる香木は伽羅(キャラ)と呼ばれ高価なもの(1g15000円)です。日本でも最近は香道が普及し香りを楽しむ文化が根差してきました。名香61種類といわれる香木も熱帯雨林でとれる貴重な品物です。
フエでアオザイを作る。
フエはグエン王朝アオザイ発祥の地として有名です。グエン王朝後は西洋の自由なデザインが入りあまりアオザイ姿を見ることがありません。アオザイを見るには女子学生の登校時間、下校時間帯になります。
アオザイ生地はBen Nghe通りで選びます。化繊、絹生地と見た目ではわからないほど生地の種類は多いです。店によっては採寸を旧市街の店で行います。首回りのデザイン等かなり細かい採寸(20ケ所)が行われ出来上がり、値段は内容によっても異なります。
Big C スーパー インドシンパレスホテルとなり
ベトナム最大のスーパーBig Cでは日用品の衣服、電気製品、台所用品、食料品以外にも日本へのお土産に便利なベトナムコーヒー、フォー(インスタント)を手軽に安く購入できます。スーパーのレジでの割り込みがよくあります。きびしく並ぶように伝えましょう。店に入る前に手持ちのバッグ等はビニール袋に封することが入口で必要です。会計を終えた後も警備員に領収書を見せてスタンプを押してもらいます。
ドンバ市場 旧市街COOP Mart となり
フエには大小たくさんの市場がありますが旧市街のドンバ市場はフエでは最大の市場です。地上は主に食料品、2階は衣料品の売り場となっています。市場から外に出るとフォーン川に沿って別の市場が並んでいますのでベトナムの風景としても興味深いと思います。スーパーは中国製品の安い野菜が並んでいることが多いが市場はすべて地元の物が多い。ベトナム台所用品は安くて便利。
COOP Mart
チャンテイエン橋を新市街から旧市街に渡った角にあるベトナムのスーパー兼ショッピングモール。フォーン川に面し近くにはフエ最大のドンバ市場がある。
フエでお土産に買ってきて喜ばれた物。
蜂蜜・・・日本の蜂蜜は高く100%の純の蜂蜜は少ない。
生姜の砂糖漬け・・・紅茶によし、煮物料理にも使える。
コーヒー・・・ベトナムは世界第一のコーヒー輸出国。日本の安いコーヒーはブレンドが多い。
練乳・・・ベトナム人は練乳を入れてコーヒーを飲む。日本の練乳でチューブが多いが缶詰が安い。
フエに資生堂オープン
ベトナム女性の要請に答えフエに日本の資生堂がオープンした。資生堂製品はホーチミン、ハノイでしか手に入らなかったがこのフエの地で購入することが出来る。場所はレロイ通りの船着場、Century Riverside Hotel沿いフエの中心地にある。日本よりも安く資生堂化粧品を手に入れることができるかもしれない。