ナムドンの山岳民族

Nam Dongの山岳地帯のエコツアー体験 フエから60km南,市内から国道一号線を30分行くとNam Dongの標識が見え右折そこから細い山道を40分フォーン川の源流、谷や山が多いナムドン村が見えます。途中の道は工事中ですが舗装されており山の景色、森は絶景。キャッサバ畑、養蜂場、パルプの木が整然と植えられており緑一色。村に到着する前に通過するモー滝(Thac Mo)で一休み。清流の端にはキャンプ場があり川床ベンチが置かれている。滝を見るには入口で入場(1マンドン)を支払い清流を右に眺め徒歩で5分。地元の人が滝の流れの下で水泳中。大きな岩が多くまさに群馬県の吹き割れの滝。

フエでのエコ体験 ナムドン村でのトレッキングと少数民族文化を体験(Huong Giang Travel提供)

ナムドンはフエ南西60kmフエ省の山岳地方にあり周囲は美しい景色が続きます。少数民族カトウ‐族の伝統文化も学べます。ナムドンはフォーン川の上流山岳地帯にあります。

旅行期間 1泊2日 ホームステイ

1日目 フエからナムドンへ

午後、山岳地帯のナムドンへ向かいます。曲がりくねった山道を辿ると道の両側に村の一画見えてきます。ナムドンの村です。最初にナムドンの一般的な少数民族の家を訪問します。夜は食事をしながら少数民族の踊りをご覧頂きます。パイプを通して飲む地元のお酒を味わっていただきます。

2日目 ナムドンでのトレッキング

ホームステイでの朝食後、地元の人の案内で朝の散歩に出かけます。登り、下りのある傾斜道を歩きながらちょっと水に浸る滝のある場所に向かいます。トッレキングのレベルは中位ですが自然を楽しむ方には丁度よいトレッキングです。ナムドンはバックマ公園に近い自然豊富な村でたくさんのアトラクションがあります。昼食はホームステイの家で地元の食材を使った食事となります。フエ到着は午後となります。

ナムドン村はフエから車で1時間半。山岳地帯に入ります。そこは独自の文化を守り、農業・狩猟生活を営むナムドン山岳少数民族・カトウ‐族が住む村です。少数民族のカトゥー族への村は山道を超えて行かなければなりません。村の中心部から歩いてすぐの場所に滝があります。パソコンも、携帯電話もない村で、笑顔で幸せそうに暮らす村の人々。特に、子どもたちのきらきらした笑顔が印象的です。6月初旬はナムドン村のお祭り民族衣装を着た少数民族が村を闊歩します。顔つきはベトナム人というよりラオス系カメラを向けてもポーズをとってくれて愛嬌がいいです。村の役場の前で豊作を願って水牛を神様に献上(儀式)。その肉を村の人で分かち合うそうです。

ナムドン県(郡)の状況
ナムドン県(日本の郡)はチュオンソン山脈の山岳地帯にあり、地形が複雑な地域です。インフラがまだ整備されていない県でもあります。人口は21387人です。そのうち少数民族のカトウー族が40%を占めています。県には、11村と1町あり全体的に収入も少ないため、苦しい生活を余儀なくされています。ナムドン山岳地帯は、過去2回の戦争(フランスとアメリカ)では、解放軍・革命軍の拠点でもありました。ベトナム戦争時には他の山岳地帯と同様、アメリカ軍が数万トンの爆弾や枯葉剤を撒きました。
この作戦は米軍内ではランチハンド作戦と呼ばれています。

ナムドンの戦いとは特殊訓練を受けた米軍精鋭部隊グリーンベレーが南ベトナム政府軍やベトナムの中央高地に住む少数民族に軍事訓練を施し、実戦投入しようとし矢先北ベトナム軍900名がナム・ドン基地に向けて攻撃を開始し当時、基地にグリーンベレー隊員が12名、ベトナム中央高地少数民族の特殊部隊が約300名、その他60名が駐留していたが。数で圧倒的に劣るナム・ドン駐留部隊がこの戦いで勝利したことで有名な戦いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

王宮太和殿
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フォンニャ洞窟
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ホイアン日本橋
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ミーソン遺跡
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