ベトナム中部修学旅行の提案
ベトナムは教育旅行の方面として最近注目をあびています。過去の長い植民地支配、ベトナム戦争を経験して復興し近年著しい経済成長を成し遂げています。人口の構成比は30代が全人口の65%を占めるという将来的に楽しみな国へと発展してきました。教育旅行の方面としてお勧めできる点がいくつかあります。
1儒教の国であり家族制度の基盤が繋がれており年配者への尊敬の念は他の国には例を見ません。特に教職に携わる人達は尊敬の対象となっております。
2外国からの長い植民地支配を経験し近年あのベトナム戦争を経験しました。平和ということを日本の若い世代が意識するには最適の国であると思います。
3ベトナムにはユネスコ世界遺産に認定されている建物、自然が全部で6ケ所ありますがそのうちの4ケ所がこの中部ベトナムに集中しています。歴史と世界遺産に触れるには最適の場所であると考えます。
4歴史的建築物、文化遺産に加えてその文化財を修理修復する管理設計に定評があります。ホイアン、フエでの古い街並み保存、フクテイック村の保存、王宮の修復等若い日本の世代が文化財保護に関心を持たせるには最適の場所であると考えます。
5東南アジアの国の中でもベトナムの成長は著しくベトナム人のエネルギーに触れることができます。特に最大の農業国であることは若い世代にも刺激となります。
6ベトナムと日本とは共通の歴史と現在があります。箸による食文化、朱印船貿易等日本の歴史経済協力、日本語教育の普及等教育にも役立つことが多いと思われます。
7教育旅行にとって一番大事なのは国の安定と治安ではないかと思います。東南アジアで
は最も治安がよいとされるベトナムは教育旅行には最適の国であると思います。
8近代的なホテル建設が進められハード面では殆ど問題はありません。
9食物は日本人に馴染みのある麺、米が主体ですべて加熱するものが多く日本人の方には食べやすい食材が多いと思います。
10現在、日本とベトナム中部の直行便はありません。将来的にダナン新国際空港が開港(2011年9月予定)されますとより多くの直行便、チャーター便の可能性が増えます。
ベトナム中部フエの場合(参考例)
移動日を入れて最低3泊する必要があると思われます。
到着日はフエ市内観光(王宮、テイエンムー寺、カイデイン帝廟等)
2日目はグループによる自由散策が考えられます。
自由散策コース(班別行動)
1王宮を小グループに分けて自由観光散策(団体コース以外、歴史、戦争と平和を感じる)
2旧市街をシクロで2時間散策(本当のフエ)整わない街並み、碁盤の道路と外堀、歴史
3ドンバ市場での買物と散策(ベトナムの生活、人々のエネルギーを感じる)
3日目学校交流及びその他の活動
1日本語教室(2校)70名X2校での日本文化交流
Quoc Hoc 高校
http://en.wikipedia.org/wiki/Quoc_Hoc_High_School
住所:12 LE LOI St、HUE CITY
電話:054.3823234
Eメール:thptquochoc@gmail.com
生徒数:1800人程度
日本語を学習している生徒数:約75名(2学年3クラス)
ホーチミン主席の出身校 ベトナムで3指に入る名門校
2010年10月29日 立命館慶祥中学校・高等学校との交流活動
(式典とお互いの街と文化の紹介とグループで校内案内)経験あり
Hai Ba Trung 高校
www.thpt-haibatrung-tthue.edu.vn/
住所:14 LE LOI St、HUE CITY
電話:84.54.848714
Eメール:truong@thpt-haibatrung-tthue.edu.vn
生徒数:不明 少なくとも1000名
日本語を学習している生徒数:約70名(2学年3クラス)
歴史のある元女子高。現在は共学。
2010年1月 関東国際高等学校からの生徒、2名の受け入れ実績あり(ホームステイと授業参加)今年から日本語科目の正式教員1名を雇用
どちらの学校も日本語教育には好意的な様子、HBT高校の校長は日本へ行った経験あり日本語レベルは初級なので、簡単な会話なら可能ですが事前の準備があれば、ディスカッション可能
式典などで歌や踊りなどは披露する機会が年に数度あるため、迅速に対応ができると考える。
2東南アジア最大の潟(ラグーン)での地元の人の交流、農業体験、植樹体験 エコツアー体験
3ベトナム普通高と音楽交流、スポーツ交流、演劇交流
4ベトナム料理体験
5ベトナム戦争時の非武装地帯(DMZ)訪問平和学習
6バックマー国立公園での自然体験と環境保護学習
7海外ボランテイア活動の実情視察
左2枚はQuoc Hoc高校 学校は並んでます。 右2枚はHai Ba Trung高校