ベトナム航空傘下のVASCO、カントー~ダラット線を2015年5月7日就航
ベトナム航空(Vietnam Airlines=VNA)傘下のベトナムエアサービス社(VASCO)は、メコンデルタ地方カントー市カントー国際空港と南中部高原地方ラムドン省ダラット市リエンクオン国際空港を結ぶ新路線を5月7日から就航する。
同路線は木・日の週2往復で、出発時刻はカントー発便が17:35、ダラット発便が16:30。飛行時間は約1時間となる。機材はプロペラ機ATR72-500型機(67席)を使用する。同路線の就航により、「ベトナムの穀倉」と呼ばれるメコンデルタ地方最大の都市カントー市と、観光地や農業分野の投資先として注目を集めるダラット市が結ばれ、カントー市及びメコンデルタ地方の各省における観光業や農業の発展に寄与するものと期待されている。http://www.vasco.com.vn/
ダラット空港は、ダラット市内から南西へ30kmにあり2009年に拡張工事が完了した近代的な建物。ここから市内への足は、市内エアポートホテルまでは飛行発着にあわせてのシャトルバス(約30分)が運行、チケットは40,000VND(2012年6月現在)で到着ロビー内(レンタカーカウンター)か車内で購入できる。市内エアポートホテルはスアンフーン湖(HO XUAN HJONG)南岸まで徒歩3分の所にあり、最終目的地までは徒歩またはタクシー利用が経済的。市内はフランス統治時代の影響が色濃く残り、特に建物は良く整備されており街並みに溶け込みあたかもヨーロッパの片隅にでも居るような錯覚に襲われる。北方の高原避暑地サパとはちょっと異なる風景が見られる。
お勧めの経済的なホテルは市場前の通りに面したGolf3Hotelに隣接したGoldnight Hotelは料金の安さ、ロケーション、部屋の設備等を考慮するとお得な宿泊です。 2011年NovotelからDalat Hotel Du Parcに改名したホテルは、4階建ての落ち着いたフランス調で1階ホールのレトロなエレベータ、調度品など歴史を感じさせられる。ホテルの斜め右には1928年にデパートとして立てられたフランス風建物を改造してル・カフェ・ド・ラ・ポステとしてレストランを営業中。同じ通りには、1943年に完成したチャントア大教会の塔がそびえ立つ。教会内部のステンドグラスが目を引く。もう少し西南方向に足を伸ばせば、大木の根をモチーフにした奇抜なデザインで目を引くホテル、クレージーハウスがある。クレ-ジーハウスから更に徒歩10分でグエン王朝最後の皇帝バオダイの別荘がある。1943年に完成した洋風な建物。内部は当時の家具が展示されて往時を偲ばせてくれる。市内中央から東には、今は観光路線を残すダラット駅も構内にディーゼル機関車や客車が展示されているのも見所である。その他の観光地:フラワーガーデン(スワンフーン湖沿いのゴルフ場に隣接)ダラット駅、ダラット市場前の夜市