高原都市サパへはハノイから夜行列車で9時間中国との国境の街ラオカイに行くのが一般的です。夜行列車は曜日によっては5便も運行していることが多く特に週末は混み合います。車で旅行する場合は途中Yen Bai(イエンバイ)で宿泊します。ラオカイからサパへの交通機関は特にありませんが民間のミニバスが列車の到着時間に合わせて駅でお客を拾います。バスで1時間(約5~6万ドン)山道を走ります。
Livitransという夜行列車を紹介します。ハノイ発20:35ラオカイ到着05:00 300km(9時間)
列車のチケットを購入したら出発1時間前にハノイ駅の専用待合室で座席券を入手します。改札が始まると徒歩で線路を渡りプラットフォームまで移動します。外国人スタッフが同乗するビクトリアトレインのサービスには及びませんが車内1泊の設備は整っています。乗車券は到着駅で回収されます。紛失しないように注意してください。
客車は1~9号車(全9両)まであります。
乗車番号1(1客室に2ベッドX6部屋)合計12名 乗車番号2~6 (1客室に4ベッドX7部屋)合計28名
乗車番号7~9(1客室に6ベッドX7部屋)合計42名
トイレの各車両の前後に各1つづつ洋式トイレがついています。(お湯の給水施設も各車両についてます。)食堂車はついておりませんがお水とスナック、洗面セットは用意されています。車内販売は係員が各客室を回ってきますが簡単な食事は事前に用意したほうがよいと思います。写真ほど実際は見栄えは良くありませんのでご注意を!
豪華列車 ヴィクトリアトレイン Nguyen Hai Yen (Ms) Sales Manager
豪華な木造り(赤と緑)21:50ハノイ駅出発 ラオカイまで240km8時間06時15分ラオカイ駅到着 2ベッド(285$)4ベッド(185$)13両連結で後部3両のみ限定の寝台車両。サパのVictoria Sapa Resort宿泊者のみ乗車可能
サパのホテル(Victoria Sapa Resort)豪華ホテルは系列ホテル ファンシパン山の眺望が美しい。ロビーでは伝統の機織り 藍染ショップ”インデイゴ” フィットネスセンター プール スパ設備 http://www.facebook.com/victoria.hotels.resorts?ref=ts%2C ヴィクトリアfacebook
ベトナムと中国との国境バックハーの街から険しい山道を通って5時間赤モン族の村が8つあります。
サパはハノイから北西400kmの山岳地帯にあり20世紀フランス統治時代に開拓された街です。フランス人好みの高原都市でこの地が避暑地に選ばれたことが周囲の景色から理解できます。デイエンビエンフーの戦い(1954年)でフランスが敗北し街は破壊されました。標高1560mのサパは週末訪問が多く(サパ教会、サパ市場見学等)冬は寒く霧が出ます。西方9kmには最高峰ファン・シ・バン山(3143m)が控え晴れている時はハムロン山から山を望むことできます。ファン・シ・バンへの登山は通常1泊2日、2泊3日必要となり宿泊はテントとなります。ガイドが付き添うツアー利用が必要となります。登山地図写真参照
6つの少数民族がおりモン族(50%)ザオ族、ザイ族、タイ族、サフォー族、キン族が街中で民族衣装を着ながら商売しているのを見かけます。
白モン族 青と白模様の衣裳 花モン族 赤とピンク(幸運を呼ぶ)の衣裳
ラオチャイ村(モン族)はサパから車で15分の距離にあり棚田が広がる村として有名で車が到着すると子供たちが寄ってきます。
サパ市内 写真をとるとお金を要求されます。
おみやげ・・・民芸品、ドライフルーツ、民族衣裳(藍染)
サパ家庭料理・・レストラン ミモザ 野菜中心(カイミャオとベーコンの炒め物)ひき肉のラーロット巻き
バンホー村(タイ族)はサパから車で1時間 藍染体験と糸紡ぎで有名です。
(藍の葉と石灰を3日間水につける)
タフィン村(赤ザオ族)は女性が頭の上に赤い帽子をかぶるのが特徴でマユと前髪は剃ります。
サパ北部 赤ザオ族の女性は10歳になると眉と前髪を剃る習慣。
家庭で焼酎造り(もみ米と20日間つけた麹)30分熱湯で蒸す。