中部高原都市バンメトート（ダクラック省）

国内線ビン～バンメトート２０１５年11月就航

格安航空ベトジェットエア(Vietjet Air)は11月、国内線路線を新たに就航する。新路線は、北中部地方ゲアン省ビン市(ビン空港)～南中部高原地方バンメトート市(バンメトート空港)線。ビン～バンメトート線は11月20日就航。週3便(月・水・金)の運航で、出発時刻はビン発便が8時35分(10時00分バンメトート着)、バンメトート発便が10時45分(12時10分ビン着)。飛行時間は約1時間25分となる。

ホーチミン市、ダナン市から飛行機で１時間強の近さであまり観光化されていないが魅力満載のダクラク省です。２０１１年に新空港が完成、現在（２０１２年８月現在）ホーチミン、ダナン、ヴィン(予定）、ハノイからの航空路があります。ベトナム中部高原の町バンメトートはダクラク省の省都でコーヒーの産地として有名な街。自然豊かな国立公園,自然公園も近く、トレッキングや象乗りを楽しみに来る欧米人の旅行者も多くベトナムの少数民族の村訪問などバンメトートを拠点に様々な旅のかたちを楽しむことができます。３月末には道路際に、白い花を一杯つけた潅木の林が続きますがこれはコーヒーの花です。８ケ月で実となって赤く熟した豆を収穫し（１１月）太陽の光で乾燥させます。標高が高く１年を通じて涼しい土地はコーヒー栽培には最適です。乾季（１２月~４月）雨期（５月~１１月）が分かれています。人口３５万人の１４％を占める少数民族は各地で固まっており昔ながら住居（高床式ロングハウス）を生活の基盤としています。

＊コーヒーは熱帯作物であはるが強熱を嫌い32度以上の高温、8度以下に下がる地域では栽培に適さ　

　ず15度から30度の間が適温とされている。（２００ｍ～１０００ｍの高地）コーヒーの気の寿命は３０年と

され絶えず新しい木を植え変えることが必要です。

当地では貴重なコピ・ルアク（ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである。）を

　購入することも可能。

バンメトットの街は１９０４~５年少数民族最大のエデイ族の首領Ama y Thuotによって設立されたと言われ１９４４年には日本軍、その後フランスが再侵入１９７５年３月１０日ベトナム戦争の攻防へと続きます。少数民族の存在は、多様性による豊さを生み出すと同時に、国家としての求心力を分散させることも懸念される。